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2012年11月20日

東南アジアでメタンガス発電

クボタは東南アジアでバイオガス発電事業に乗り出す。マレーシアやインドネシアでパーム油生産会社と組み、廃液から取り出したメタンガスを使って発電。必要なプラントはクボタが製造・販売し、合弁で売電する。

クボタが手掛けるのは膜型メタン発酵システムと呼び装置。発電機と組み合わせて販売する。独自の膜技術でメタンガスを効率よく回収し、従来方式より発電量が2割程度多くなるという。

試算では平均的なパーム油工場で年1億3千万円程度の売電収入が見込めることから、プラントの売り込み先に売電のための合弁設立の提案を始めた。マレーシアで3億円強で初受注した。

3年後にプラント販売で30億~50億円の売り上げを見込む。

2012年11月19日

再生可能エネルギー設備原発1基分に

今年4月から10月末までに運転を始めた再生可能エネルギーの発電設備は115万キロワットとなり、原子力発電1基分ののぼった。経済産業省が16日発表した。発電設備の9割以上が太陽光発電となっている。

電源別では住宅向け太陽光が88.6万キロワット、工場やメガソーラーなどの住宅以外の太陽光が24万キロワット。一方、風力は1.4万キロワット、中小水力は0.3万キロワットにとどまった。地熱は開発から運転まで10年程度かかるため、導入量はゼロだった。

経産省は同日、11年度のエネルギー需給実績もまとめた。国内のエネルギー供給量の内訳をみると、原子力は前年度比で64.5%減った。

2012年11月18日

太陽電池、出荷8割増し

太陽光発電協会が15日発表した2012年7~9月の太陽電池の国内出荷量は前年同期比80%増の62万6900キロワット(発電能力ベース)と四半期として過去最高だった。7月に再生可能エネルギーでつくった電気の全量買い取り制度が始まり、メガソーラー(大規模太陽光発電所)事業への参入が相次いでいることから非住宅用が同6.4倍の17万9900キロワットと伸びた。

非住宅用は12年4~6月期に比べても2.9倍の水準。全量買い取り制度の効果が表れた。住宅用は40%増の44万6300キロワットだった。

一般家庭で売電できるのは余った電気だけだが、非常用電源としての需要も依然として強い。

輸入品は3.1倍の20万2600キロワットだった。12年4~9月の太陽電池の国内出荷量は77%増の107万2,200kwとなった。

2012年11月17日

洋上風力発電

新日鉄住金エンジニアリングと鹿島は15日、洋上の風力発電施設を共同施工すると発表した。新日鉄住金エンジの洋上設備の設計技術と、鹿島が持つ工事ノウハウなどを持ち寄る。

再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)の導入を受けて、今後は強い風を活用できる洋上の風力発電設備の計画が相次ぐ見通し。両社は年10万キロワット程度の施工を目指す。

共同施工するのは水深50メートル程度までの海底に基礎を埋め込んで固定する「着床式」と呼ばれる風力発電設備。まず建設予定海域の風の状況を調査・分析して建設に適した場所を選ぶ。

その上で海底に据え付ける基礎部分を設計し、基礎部分や大型風車の据え付け、送電用の海底ケーブル敷設などを担う。