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石油「生産減退」論 技術が克服

「石油の新たな世界秩序」。ヤーギン氏は昨年10月、米紙への寄稿で、北米で始まったエネルギー革命が、半世紀以上にわたり中東を中心に動いてきた世界のエネルギー地図にもたらしつつある変化をこう表現した。

革命の原動力は、たゆみない技術革新だ。高圧の水で硬い岩盤に亀裂を入れ、そこに含まれるガスや石油を効率よく回収する技術や、海面から3キロ下にある海底のさらに4キロ下の地層に眠る石油を発見・採掘する技術が次々と生まれている事実こそが「ピークオイル論」を否定する論拠となっている。

新たな資源開発には新たな環境問題が伴う。だが、ヤーギン氏はこうした課題も「新技術と適切な規制、最善の手法の浸透で解決できる」とみる。
新資源と並び、世界のエネルギー情勢に影響を及ぼすものとしてヤーギン氏が注目するのが省エネ技術の進歩だ。米国と日本で1970年代に比べエネルギー効率が2倍になった例を挙げ「もし中国のエネルギー効率が改善しなければ世界全体にとって大きな問題になる」と警告。「日本は多くの国のお手本だ」と述べ、リーダーシップに期待をしめした。 

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