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丸紅 英の洋上風力建設買収

丸紅は官民ファンドの産業革新機構と共同で、洋上風力発電所建設の英最大手企業を買収する。買収総額は約8億5000万ドル(約700億円)自然エネルギーが注目されるなか世界の風力発電ニーズが拡大している。丸紅は特殊なノウハウが必要な洋上風力発電所の建設技術を確保。将来は日本を含むアジアでの事業展開にも役立てる。

英洋上風力発電設備建設のシージャックス・インターナショナルの株式100%を米投資ファンドのリバーストーン・ホールディングスから買収する。丸紅と革新機構がそれぞれ50%ずつ出資する。

現在、日本に洋上風力発電設備の建設工事を本格的に手掛ける企業はほとんどない。将来、革新機構は日本の重電メーカーや船舶会社などの出資を募り、技術を国内に取り入れることも視野に入れる。

シージャックスは北海を中心に海底に固定する。着床式の洋上風力発電設備の据え付け・建設工事を担う。世界に約10隻ある最新式の工事用特殊船のうち2隻を保有する大手・2010年の売り上げ高は約1億ドルだった。

世界の風力発電の能力は14年末に4億キロワットと11年末比7割増えるとの試算もある。特に洋上風力発電は欧州で設置が進み、北海では今後10年で4000万キロワットの設備が新設される見通し。このままでは工事船が不足するとみられている。シージャックスは15年までにさらに2隻の特殊工事船を増やす計画。丸紅と革新機構は将来の工事需要を取り込めると判断した。

丸紅は11年に洋上風力発電事業最大手のドン・エナジーと提携し、同社が保有する英洋上風力発電所の運営にも参画している。

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