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六フッ化硫黄 監視強化

少量だが温室効果が二酸化炭素の約2万倍の六フッ化硫黄や、約300倍の一酸化二窒素など地球温暖化の原因となる「スーパー温室効果ガス」の監視体制強化を、気象庁が日本最東端の小笠原諸島・南鳥島などで計画している。

いずれも京都議定書で排出削減の対象だが、六フッ化硫黄はアジアで定点観測している地点がほとんどなく、監視体制の整備が課題だった。

六フッ化硫黄は電子機器の絶縁体などに使う化学物質。大気中濃度の世界物質。大気中濃度の世界平均はCO2の約380ppmに対し、6~7ppm程度だが、1990年代から約2倍に増え、ほぼ全量が人為的排出とされる。

国立環境研究所が年4回、沖縄・波照間島で大気を採取し分析してきたが、気象庁は南鳥島気象観測所と岩手の大気環境観測所の2ヶ所で来年度から週1回観測する方針だ。

一酸化二窒素は、農業活動や化学工業から排出。同庁が90年から大船渡市で観測してきたが、南鳥島を観測点に追加する計画。

南鳥島は東京から約1860キロと都市化の影響が少なく、長期環境監視に適している。採取した大気を容器に詰めて自衛隊機で運び、気象庁本庁で分析する。

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