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太陽光、家庭から発電所へ

「化石燃料も水力もエネルギー源として有限。無限なのは太陽と風だけだ」。5月、イタリアを訪れたシャープの町田会長に、欧州電力二位エネルのフルビオ・コンティ最高経営責任者が語りかけた。半年がかりで進めた提携交渉が成立した瞬間だ。

両社は2011年末までにイタリア各地の太陽光発電所を共同で建設する。発電能力は計16万キロワット強。約4万世帯に供給でき、太陽光発電所で世界最大級になる。太陽電池首位から昨年転落したシャープは太陽光発電所を攻めるため次の提携もにらむ。

2000年代前半、世界の太陽電池市場の牽引役は日本の住宅向けだった。屋根の一つ一つにパネルを設置することで世界シェアの5割を握った日本企業。だが膨大な数のパネルで安く大量に発電し、地域に供給する太陽光発電所に需要の多くが移った。

主戦場は欧州。住友商事や伊藤忠商事は欧州で大規模は太陽光発電施設の開発に乗り出す。

「天気次第で不安定」と太陽光発電に否定的だった国内の電力会社の姿勢も変わってきた。関西電力は約50億円を投じて堺市に太陽光発電所を建設する計画を打ち出した。

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