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石炭火力発電効率を向上

日立製作所と東芝、三菱重工業などは石炭火力発電に使う蒸気タービン用の新しい耐熱合金を開発した。従来より100度高いセ氏700度に耐える。高い温度の運転が可能になり、発電効率が従来より6ポイント高い48%になる。発電時に出る二酸化炭素の排出量が約2割少なく、世界各国の火力発電に普及するば世界全体のCO2排出量を5%以上削減できるという。2020年の実用化を目指す。

石炭火力発電所は石炭を燃やして蒸気を作り、蒸気タービンを回して発電する。現行の蒸気タービンはセ氏600度の蒸気で運転するが、セ氏700度の高温高圧の蒸気で運転すれば、タービンが生み出すエネルギーが大きくなり、発電できる電力が増える。新型タービンは現状で最大42%の発電効率を2015年に46%、20年に48%への向上を目指す。

蒸気タービンを含むボイラー設備の建設費は一基500億円前後。日立は07年度に南アフリカなどで10兆円で受注し、需要は急速に伸びている。

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