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2015年12月31日

イノベーション

大規模なイノベーションは何時起きるのか。リーマン危機や大恐慌以降に起きている。アメリカのT型フォードの誕生は米金融危機の翌1908年。米デュポン社がナイロンを開発したのが大恐慌時代の30年代だった。逆境がイノベーションを生んだ歴史は、繰り返しつつある。
「制約が多いからこそ、イノベーティブでないと勝てない」。インドのバンガロールで起業の支援会社を率いるクリス・ゴパラクリシュナン氏は、起業家にこんな信念を説く。ITサービス大手のインフォシスを創業し、CEOも務めた重鎮でもある。
制約とは例えば貧困だ。インドの1人当たり所得は日本の5%に満たない。心臓移植を米国の5%以下の価格で提供して成長している。(ナラヤナ・ヘルス病院グループ)。
中国も躍起だ。特許出願は昨年90万件を超える世界の首位で、60万件に届かない米国を引き離す。大量に作るだけの「世界の工場」だと賃金上昇で競争力を失うことに気づいている。
今起きているのは、これまでにない地球規模のイノベーションの大競争だ。若い企業、伝統企業、そして企業を支えるべき政府も避けて通れない。

投稿者 石川史朗 : 2015年12月31日 16:29

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